タスランナイロンとサプレックスナイロン

タスランナイロンとサプレックスナイロンについてのお話。

タスランナイロンとサプレックスナイロン

YAMA-ShortsYAMA-Pantsに使用している生地は、コットンではなくナイロン生地です。種類で言えば、タスランナイロンとサプレックスナイロンの2種類を取り扱っています。

パタゴニアのバギーズシリーズがサプレックスナイロンを使っていると思います。1本だけ持っているバギーズショーツは、コットンライクな生地で、良い意味でナイロンらしくない、肌触りの良い、履きやすいショーツでした。それと同じ素材というと語弊がありますが、同様のサプレックスナイロン生地です。

もう1つのタスランナイロン。様々なメーカーでパンツに使われているものなんですが、山クラスタの皆さんには、山と道さんが出したショーツとパンツにより、一気に認知されたのではないかと思います。

どちらも比較的安価な素材だけれど、速乾性があり、軽量、そしてコットンに比べると圧倒的に耐久性があるので、アウトドアに限らず重宝される素材なんだと思います。

 

特徴

タスランナイロン(Taslan Nylon)は、ナイロン生地にタスラン加工を施したもの。

タスラン加工

撚りをかけずに圧縮空気をフィラメントに吹き当て、フィラメント同士をループさせ強く結束させることで、嵩高性を得る加工です。(出展元:舘撚糸株式会社様HPより)

 

一方でサプレックスナイロンは、デュポン社が開発した生地の名前。

デュポン社が開発した66ナイロンというナイロン生地。繊維が極めて細く、それを織り込んで繊維密度が高くなることによって、通常のナイロンよりも30%程度も柔らかく、風合いがコットンのような着心地を実現しており、素肌にも着用できる。また、耐摩耗性が良く、破断することも少ない特徴で、パンツや薄手のジャケットなどに採用されている。(出展元:がんばれこそだてHPより)

※asobitogear では、「 SUPPLEX® 」とRマークのついたmade in USAの生地を仕入れています。

 

どちらも、以下のような機能があります。

  • 綿のような素材
  • 速乾性
  • 耐風性
  • 通気性
  • 防カビ
  • UPF of 30-50+(サプレックスナイロンのみ)

etc…

個人的には、サプレックスの方が通気性が高く、ロングパンツの場合、タスランよりサプレックスの方が蒸れにくい印象です。因みに、どちらの生地も、耐久撥水加工されています。(ただし、サプレックスナイロンのカモ柄(MARPAT)は耐久撥水加工なしです)

 

子供服に最適

ナイロン生地は、山服に限らず、子供服としても最適な素材だと思っています。

市場に出ている子供用ズボンは、安さという観点から、どうしてもコットンばかりになるのはわかります。でも、1年くらいで色褪せて、破れてしまう。そしてまた、安いから買い替える。意外と商品サイクルが短いです。オーガニックや、環境にやさしいというウリ言葉も、これだけ消費サイクルが短いと、無意味に思えてしまうほど。一方、化学繊維ではあるけれど、ナイロンのズボンは、頑丈で、たぶん2~3年と履いても、消耗具合は少ない。つまり、買い替えも少なくなる(サイズアウトは除く)

我が家の話なので、参考になるかわかりませんが、コットンのズボンは、特に男の子なら1年経たずに色褪せ、破れます(特に膝部分)。でも、asobitogear のナイロンパンツは1年経った今でも、生地のへたりもなし、色の変化もない状態です。サイズアウトさえしなければ、かなり長い間履けるものだと思います。とはいえ、子供ですから必ず訪れるサイズアウト。大き目サイズを購入すれば、2年~3年は問題なく使えるでしょう。

頑丈で長持ちするというのは、子供服としてかなりのメリットだと思うのです。さらに、速乾性があり、軽いとなれば、山歩きや外遊びでも活躍するナイスなパンツだというのは、言わずもがなですね。もちろん、肌触りやカラーバリエーションなど、コットンの良さもあるので、どちらが良い悪いという話ではないので、誤解しないでくださいね。

 

YAMA-Shorts とYAMA-Pants は、とてもシンプルな形です。(写真はNomadカラーのYAMA-Shorts)

「軽くて、履きやすいみたいで、子供が毎日履いている」

購入していただいた親御さんから、こんな意見をいただいて、作り手としては最高に嬉しいです。学校でも、公園でも、山でも、キャンプでも。子供達に毎日履いてもらいたいパンツなのです。

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