DCF に抱く、一つの疑問

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DCF(Dyneeema® Composite Fabric )についてのお話。

DCFの疑問

0.51ozのDCF(Dyneeema® Composite Fabric )をスタッフサックとして何度も使用していますが、水を入れて検証したところ、何故か見た目ではわからない細かい穴のようなものがあり、そこから水漏れが発生。写真の赤丸部分です。

DCFは擦れに強い生地のはずで、普通にザックやサコッシュに入れて数か月使っただけですが、こうなるとは思いもしなかったです。他社のDCFスタッフサックやシェルターを使ったことがありませんが、こんな感じで水漏れします?いや、しないですよね…。そもそも、この検証方法に意味はないのかな。

別の検証では、外から水をかける程度なら中は濡れず(多分、これが、想定される使用状況に近い)、一方で、中に紙を入れて、数時間ほど水に沈めると、中身が濡れてしまう。(※どちらも巾着部分より下で検証)。完全防水の生地で、なぜこうなるのか、まったくわかりません。そもそも、DCFの防水性に疑問すら持たずでした。

単に生地のロットによる差なのか
生地が薄いのか?
爪などで引っ掻いてしまった?
完全防水ではない?
水を入れての検証に意味はない?極端すぎる?

HMGのスタッフサックなどを買って同じ条件で検証してみるのが良さそうですが、あいにく所有していないので、比較検証できず。どなたかお持ちの方がいれば教えて欲しいですw。因みに、貼り合わせの部分からではなく、生地からの漏れです。貼り合わせ部分の補強については以下の通り補強済みです。

 

外から一定時間水をかける、濡れたタオルなどと接触した状態で数時間放置。より使用状況に近い形での検証に切り替え、それで一定の効果(中身が染みない)が得られれば、販売したいと思っています。ただ、現在はDCFの在庫がないため仕入れができない状況です。6月頃に時間が取れたら、複数サイズで在庫品として販売したいと思っています。僕自身も7月~9月で2泊縦走をしたいので、それまでにはと思っています。お問い合わせいただいている方、お待たせして申し訳ありません。

 

補強

左端の水漏れ箇所です。そもそも、スタッフサックなので水を入れることはないでしょうがw、できるだけ防水性を高めたいという想い(こだわり?)から、補強することにしました。正直、縫い目もないですし、このままでも、外部から水が入り込んで、中の道具を濡らすことは、ほとんどないのではないかと思います。

 

補強後の写真です。漏れなし!

こちらは未使用のDCFスタッフサックで、上記のような目に見えない穴からの漏れは見られません。となると、使用の際に、例えば爪で引っ掻いたとか、何かしらの突起物があたり、破損した。という仮説になるのかもしれません。いずれにせよ、未使用の段階では、上記で指摘した漏れは確認できませんでした。

 

1枚の生地をボンディング加工で袋状にしているのですが、右端に関しては、縦横両方向から折り込んで接着しているため、水漏れは起きにくいんですよね。逆に、左端は、縦方向にしか折り込んでいないので、そこがウィークポイントでした。

今回は、補強用に小さくカットしたDCFを横方向から接着することで対応。漏れナシとなったわけです。

この補強が活きてくる状況としては、結露でビショ濡れになったテントなどを、このスタッフサックに入れて、ザックに押し込む時くらいでしょうか。ギュッと圧がかかれば、水滴がじんわりと、この隙間から漏れていたかもしれません。そのための補強です。もちろん、濡らしたくない道具(シュラフや着替え)もDCFのスタッフサックに入れるとより効果的だと思います。

 

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  1. 2018年 6月 08日

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